こんにちは。
”自分らしさ”をテーマに「働く世代」が輝くすべてをサポートするハーモナイズコーチの眞橋今日子です。
実は今、私自身の中で最も激しく渇望しているのがおそらく、この「未来志向」かもしれません。
資質順ではTOP11なのですが、近頃めっきりと、私の中での存在感が日々増してきている感覚です。
行動のベースというよりは、思考のデフォルトとしての存在感が蘇ってきた、という感じでしょうか。
そのデフォルト感がどこから来るのか、どうしてそう感じるのか。
クリフトンストレングス®のどの資質も等しく素晴らしく、今回は「未来志向」の魅力に迫っていきたいと思います。
未来志向とはどんな資質か
未来志向とは、ひとことで言うならば、ワクワク未来のビジョンメーカー。
その瞳の先に映るのは、彩り溢れる明るい世界。未来の映像が生き生きと脳内キャンパスに描かれています。
心が躍るような未来のビジョンを思い描くことが大好きで、それがあるからこそ日々を過ごすことができるのかも。
「もしも・・・だとしたら・・・」未来へのアイデアは決して尽きることはありません。
5年後、10年後、100歳になったらと、今この時に縛られることなく、その大局を見通す能力から、物事や時代や人生そのものをマクロ的な観点から捉えることができます。
常にオプションを探し求め、次に何が起こり得るのかを考え続けています。
ワクワクの未来と未来に起こりそうなドキドキからの刺激がモチベーションとなるのが未来志向です。
未来志向の効果がわかるとき
未来志向が機能して何が起こるのか、その効果は、ひらめきエネルギーの拡散からの周囲への後押し。
自分自身はもちろんのこと、より良い未来に思いを馳せて予測した未来予想図を実現するための刺激を周りの人にも与え、鼓舞することができます。
Gallupの説明にはこんな風に書いてあります。
「未来志向」の定義
「未来志向」の資質が高い人は、未来と未来にできることを心に描くことで、ひらめきを得ます。未来についてのビジョンを語ることで、人々にエネルギーを与えます。強力な「未来志向」の才能を持つ人は、水平線の向こうを見つめることが好きです。彼らは未来に魅了されています。明日はどのようになるのか、どうあるべきかを、具体的に予測して想像します。彼らは通常、未来をポジティブに捉えています。
どのような未来を夢見るかは、彼らの他の資質や興味によって異なります。より品質の高い製品、より良いチーム、より良い生活、より良い世界を想像するかもしれません。いずれも、彼らを鼓舞します。このビジョンが彼ら自身と周りの人を活気づけます。彼らは周りの人の視野を広げ、精神を高揚させるような絵を描くことができます。
https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/253433/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E5%BF%97%E5%90%91-%E8%B3%87%E8%B3%AA.aspx
こういったわけですから、その脳内にあるものを明確に言葉にする。
未来についてのビジョンを語ることで、周りの人々にエネルギーを分け与えることが大切なのです。
これ、どう使えばいいの
ですので、語りましょう。これ、絶対に必要です。
その前にすることは、思う存分に未来をイメージする時間を取りましょう。
「自分は未来に対してどんなビジョンを持っているのか」
「自分は世界にどんな変化を起こしたいのか」
未来を想像して、将来起こりそうなことを詳細に思い描いてみましょう。
そして言語化する。
パワフルでひらめきに溢れたアイデアは、誰かに話すことで人を刺激し未来への可能性を拡げると同時に、それらを単なるアイデアではなく、実現できる現実の素晴らしい未来へと押し上げていくことでしょう。
私の場合、クリフトンストレングス®を受けてみて、未来志向の実感は正直ほぼなかった。
もちろんコーチとしてクライアントの未来に目を向けることは当然ですが、自分自身への活用感が。。。
ただここ数カ月、未来イメージとモチベーションをものすごく感じており、実際にそれが原動力となって様々な方面でいろいろなものが形成されつつあります。
ここが未来志向の使いどころ、ですね。
「未来志向」上位者の好きな映画にあるといわれる「バック・トゥ・ザ・フューチャー 」「スターウオーズ」「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「スタートレック」なんて、私も大大好き。
子供の頃に描いた未来の絵は、車が空を飛び交っていて、居住区はガラスのドームで、なんてSFや空想の世界がもともと大好き。
実は私の未来志向は長年封印されていたのではないかとさえ思っている今日この頃です。
未来志向が強みになるには
強みとして活かすには、未来志向が思考才能であることと同時に、自己完結型なので発信する必要のあることをしっかりと理解しておく必要があります。
未来志向は、ひとりで楽しめます。未来のビジョンを描くのはそもそも自分の脳内でないとできないことですし。ただしひとりでニヤニヤ楽しんでおしまい。となったらそうとうもったいないことなのです。
繰り返しになりますが、自分の外側、周りに発信していくことで役立ち、強みとして活かすことに繋がります。
伝えなければ、伝わりません。
例えば職場。組織全体の未来の姿をビジョンメイクして、変化したときの素晴らしさを周りに語り問い掛けることで、そのためにどうしたらよいかといった改善策への推進者として貢献したり、目の前のことでこれからの方向性に悩む人に対しては相談役となり、マクロからの視点を提供したり。
現実と未来との繋がりは人にはわかりにくいものなので、ステップの段階を相手にとってわかりやすく伝えることも忘れずに。
組織の成長にはビジョンの共有が不可欠な要素でもあります。
メンバーそれぞれに、その人自身の夢や希望や思い描くビジョンを問い掛け、思考の幅を広げる手助けをしていくことでもっともっと磨かれていく。
「未来志向」は他者の将来への不安を克服し、未来の可能性への意欲を駆り立ててくれるなくてはならない存在なのです。
もっともっと書きたいのだけれど、少々長くなってきたので今回はこの辺で。
影響力領域についてなどもまだまだあるし、またどこかで続きを書きますので是非のぞきにきてください。